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2009年10月16日

角膜上皮びらん

角膜上皮びらんとは?

角膜上皮が全層にわたってはがれた状態です。軽度の角膜上皮障害である点状表層角膜症が悪化したり、コンタクトレンズの機械的なこすれなど物理的なもので生じたり、角膜上皮浮腫に合併して生じることもあります。重症のときは、角膜実質浮腫を伴っていたり、虹彩炎、毛様体炎を合併することもあります。

角膜上皮びらんの自覚症状

症状はびらんの範囲によって様々ですが、軽度では異物感、目がしみるなどの症状を訴え、重症では激しい眼痛、強い充血が起こりまぶたが腫れることもあります。

角膜上皮びらんの治療・対策

軽度では抗生物質の点眼、激しい痛みを伴うときは抗生物質入り眼軟膏をつけて眼帯で保護し 鎮静剤を内服します。


posted by コンタクトレンズトラブル at 17:45 | Comment(0) | コンタクトレンズ障害の症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

急性角膜上皮浮腫

急性角膜上皮浮腫とは?

急に発症する角膜上皮浮腫です。非ガス透過性ハードコンタクトレンズ装用者に多く見られますが、低DK値のガス透過性ハードコンタクトレンズ装用者、ソフトコンタクトレンズ装用者でも見られることがあります。
角膜上皮剥離、虹彩・毛様体の二次感染症を伴うこともあります。ガス透過性ハードコンタクトレンズが普及する前は、眼科の夜間救急外来でもっとも多い障害でした。

急性角膜上皮浮腫の原因

角膜の急性の酸素不足が直接の原因です。コンタクトレンズの装用時間が許容範囲を越えたり、コンタクトレンズを装着したまま眠ったりした場合に起こり、レンズの汚れ、レンズのフィッティングも関係しています。

急性角膜上皮浮腫の自覚症状

レンズを外した直後、または数時間に激しい眼痛、流涙、まぶしさ、異物感、視力低下を自覚します。メガネをかけても見えにくくなります。

急性角膜上皮浮腫の治療・対策

コンタクトレンズの装用を中止し抗生物質入り眼軟膏をつけて眼帯で保護し、鎮痛剤
を内服します。通常、数日で痛みはとれますが、角膜が完全に戻るには1週間くらい
かかります。その後、非ガス透過性ハードコンタクトレンズはガス透過性ハードコンタクトレンズに変更しレンズの種類、汚れに応じた適切なレンズケアを実施します。
ソフトコンタクトレンズで生じたときは、毎日使い捨てソフトコンタクトレンズや、酸素透過性高い頻回交換ソフトコンタクトレンズに変更します。

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2009年10月14日

角膜浮腫

角膜浮腫とは?

角膜の水分量がふえ、むくみが生じることを角膜浮腫といいます。非ガス透過性ハードコンタクトレンズ、低DK値のガス透過性ハードコンタクトレンズ、低含水性ソフトコンタクトレンズ装用者に多く見られます。ハードコンタクトレンズでは、角膜中央にソフトコンタクトレンズでは角膜全体に起こります。とくにスティーブな非ガス透過性ハードコンタクトレンズでは角膜全体に起こります。
とくにスティープな非ガス透過性ハードコンタクトレンズを長時間装用、連続装用すると高確立で起こります。また、低含水性素hとコンタクトレンズではスティープで動きの悪いレンズ、汚れたレンズ、変形したレンズ、厚いタイプのレンズ、トーリックソフトコンタクトレンズ(後述)で発生しやすくなので注意が必要です。

角膜浮腫のの原因

コンタクトレンズにより角膜が酸素不足に陥ると、角膜上皮細胞が代謝障害を起こし、
乳酸が蓄積し、角膜上皮浮腫となります。酸素不足がさらに進行すると、角膜実質に水分が侵入し、角膜実質浮腫に至ります。長時間、酸素不足が続くと続くと角膜血管新生、角膜内皮障害につながります。

角膜浮腫の自覚症状

かすみと視力低下を訴えます。コンタクトレンズをはずしたあとのメガネの見え方も変わります。ソフトコンタクトレンズでは近視度数が変化するのでコンタクトレンズの見え方も変わります。光をまぶしいと感じることもあります。

角膜浮腫の治療・対策

コンタクトレンズの装用を中止し、二次感染予防に抗生物質の点眼を使用します。その後、非ガス透過性ハードレンズをガス透過性ハードレンズに変更したり、低含水性ソフトコンタクトレンズをより薄型のものや高含水性ソフトコンタクトレンズに変更します。ソフトコンタクトレンズでは従来型よりも、毎日使い捨てソフトコンタクトレンズや頻回交換ソフトコンタクトレンズに変更するのがいいでしょう。
フィッティング不良な場合は適正なフィッティングのレンズに変更し、レンズ汚れが原因の場合は、洗浄方法をこすり洗いに消毒方法をコールド消毒に変更します。


posted by コンタクトレンズトラブル at 18:55 | Comment(0) | コンタクトレンズ障害の症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Epithelial splitting(エピゼリアル・スプリッティング)

Epithelial splitting(エピゼリアル・スプリッティング)とは?

角膜上方の周辺部から1〜2ミリ内方に弓状の傷が生じる障害です。ソフトコンタクトレンズ装用者に見られます。角膜上皮びらん、角膜血管新生を合併することも多く、角膜浸潤、角膜潰瘍につながることもあります。

Epithelial splitting(エピゼリアル・スプリッティング)の原因

フィッティング不良で動き野悪いレンズ、サイズの大きなレンズ、汚れたレンズ、変形したレンズを装用していた人に見られます。とくにドライアイ患者、煮沸消毒を実行している人に多く見られます。つまりフィッティング、サイズ、汚れ、変形といったレンズ側の原因とドライアイと目の形(カーブ)といった目の側の要因が重なって発症します。

Epithelial splitting(エピゼリアル・スプリッティング)の自覚症状

無症状のことが多いのですが、レンズを装脱後、異物感、目の痛みを自覚することも
あります。

Epithelial splitting(エピゼリアル・スプリッティング)の治療・対策

コンタクトレンズの装用を中止し、二次感染防止用に抗生物質の点眼薬を使用します。レンズの汚れに対してクリーナーによるこすり洗いを実施し、煮沸消毒をコールド消毒に変更します。連続装用の人は終日装用に変更し、終日装用の人は装用時間を短くします。フィッティング、サイズに問題のある人は適切なレンズに変更します。とくに使い捨てコンタクトレンズで生じたときは、よりフラットなカーブに変更する必要があります。もっともフラットなベースカーブが生じたときは、レンズの種類を変更します。

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瞳孔領付近のびまん性の点状表層角膜症

瞳孔領付近のびまん性の点状表層角膜症とは?

角膜の中心部にびまん性生じる障害です。ガス透過性ハードコンタクトレンズを装用しはじめて数ヶ月に生じることが多く、角膜上皮びらんを合併していることもあります。最近、増加の傾向にあります。

瞳孔領付近のびまん性の点状表層角膜症の原因

汚れが付着したハードコンタクトレンズのこすれによって生じた障害です。
高DK値(酸素をよく通す)のガス透過性ハードコンタクトレンズに対して、つけおき洗浄、研磨剤を含まないクリーナーによるこすり洗いが行われていますが、こうした洗浄方法はこうした洗浄方法は洗浄力が弱く、汚れが十分に落ちないことがあります。きちんとケアをして 、きれいなレンズを装用しているつもりでも、実際にはレンズが汚れていて、角膜上皮障害の原因になっています。もちろん、不適切なレンズケアによる汚れ化粧品による汚れも原因になります。
レンズのフィッティングが悪いと、レンズの汚れが軽度でも原因となります。

瞳孔領付近のびまん性の点状表層角膜症の自覚症状

装用感が悪くなり、異物感を覚えたり、レンズははずしたあとに痛みを自覚することがあります。

瞳孔領付近のびまん性の点状表層角膜症の治療・対策

障害が軽い場合、コンタクトレンズの装用を中止するだけで治ります。重い場合は、角膜上皮びらんを合併していることが多く、放置すると感染の危険があります。
装用を中止して抗生物質入り点眼薬を使用します。その後、適切なレンズケアを実施し、レンズの汚れを落として装用することが大切です。メーカー指定の方法で汚れが落ちないときは、クリーナーによるこすり洗い、強力たんぱく除去を実施します。化粧品による汚れのときは、化粧品のついた指レンズを扱わないようにし(化粧前に装着する)、目のまわりの化粧がコンタクトレンズ装用中に目の中に入らないようにし注意を払ってください。汚れが落ちないとときはレンズを交換します。
汚れがつきにくい低DK値(酸素をあまり通さない)のガス透過性ハードコンタクトレンズを適切なフィッティングで処方します。

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