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2009年07月20日

巨大乳頭結膜炎〔コンタクトレンズトラブル〕

汚れたコンタクトレンズの使用、ソフトコンタクトレンズを使っている人で、煮沸消毒や、つけおき洗浄、連続装用を行っている人に多くみられますが、酸素透過性ハードコンタクトレンズを使っている人にも起こる場合があります。煮沸消毒はレンズにタンパク質が固着しやすいこと、つけおき洗浄はレンズの汚れが落ちにくいこと、連続装用は汚れが蓄積しやすいことが、レンズの汚れの原因になります。レンズに付着した汚れが原因となってアレルギー性結膜炎になることがあります。そのような人の上まぶたの内側(上眼瞼結膜)をひっくり返して観察すると、まるで石垣のように結膜が凸凹しています(巨大乳頭)。これを巨大乳頭結膜炎といいます。

一番の特徴はかゆみで、この巨大乳頭によってレンズが上にずれやすくなります。
治療は、しばらくの間コンタクトレンズの使用を中止し、抗アレルギー薬の点眼をします。巨大乳頭結膜炎を再発させないためには、レンズのケアをしっかり行い、レンズを常にきれいに保つことが重要です。それでも再発する場合には、一日使い捨てのソフトコンタクトレンズか、ハードコンタクトレンズに変更した方がよいでしょう。
つけおき洗浄の中止、クリーナーによるこすり洗いの実施、煮沸消毒からコールド消毒への変更、装用時間の短縮、連続装用の中止なども効果がありますがこれらで改善がみられない場合は、抗アレルギー薬を点眼したり、コンタクトレンズの装用を中止します。


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角膜内皮障害

角膜(黒目)は厚さ0.5ミリくらいのドームの形をした透明な組織ですが、一番内側に内皮細胞と呼ばれる細胞があり、角膜の内側から水を汲み出しています。この内皮細胞は分裂しないため増えることがありません。したがって、いろいろな病気によって角膜内皮細胞の数が減ってしまうと、極端な場合、水を汲み出すポンプの作用が追いつかないために角膜が白く濁ってしまいます。
角膜は人体の中では不思議な部分で、血管がありません。血管がないということは、角膜の上皮と内皮は赤血球から酸素をもらうことができないということです。つまり、空気から直接酸素を取って生きています。

酸素透過性の悪いコンタクトレンズを長期間使用すると、角膜の内皮細胞が減ってしまうことがあります。角膜内皮細胞に負担をかけないためには、酸素透過性のよいレンズを選択すること、必要ない場合は早めにはずすことなどが重要です。

posted by コンタクトレンズトラブル at 17:04 | Comment(0) | コンタクトレンズのトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レンズエッジの圧痕

ハードコンタクトレンズの動きが悪い→レンズの周辺の角膜(黒目)が圧迫→角膜が変形
というトラブルがあります。

コンタクトレンズはまばたきをすると上に移動して、その後ゆっくり下にずれますが、まばたきでレンズが動かないと、その場所でレンズのエッジの痕が角膜に残ります。
レンズエッジの圧痕ができると、角膜に凹凸ができて眼鏡ではあまり見えなくなってしまいます。
これは不正乱視と呼ばれ、治療のためコンタクトレンズの使用を一時中断することで元に戻ります。
しかし、レンズを再度使用すると再発するため、コンタクトレンズのサイズを変更します。
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2009年07月17日

角膜びらん〔コンタクトレンズトラブル〕

角膜びらんは、角膜上皮(黒目の皮)がめくれて、角膜実質がむき出しになった状態です。初期症状は、眼の違和感、痛み、瞳の充血などがあります。

神経が表面に露出するため痛みを伴い、目が充血します。もちろん涙や目やにも出ます。
多くは、角膜部分の傷、異物混入、コンタクトレンズの使用による弊害などの物理的な原因で起こります

皮膚がめくれた時に放置するとその部分が膿んでしまうように、角膜びらんを放置すると角膜に感染が生じたり、角膜実質に傷ができたり、最悪の場合溶けてゆきます。
したがって、角膜びらんが治るまではコンタクトレンズの使用は禁止です。単純な角膜びらんであれば、治療によって1週間程度で治りますが、複雑なものでは長期間の治療が必要です。
角膜に関するほかの疾病とは異なり比較的軽症で、あとあとに視力障害などの後遺症は通常残りません。しかし、角膜自体がもともとデリケートな人がかかりやすいため、角膜びらんそのものを何度も再発する人も多いといわれています。

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角膜浮腫〔コンタクトレンズトラブル〕

角膜上皮(黒目の皮)の奥には実質と呼ばれる部分があります。
この部分はコラーゲンや水分でできているのですが、コラーゲンが整然と並ぶことによって透明になっています。この角膜実質が水ぶくれになることを角膜浮腫と呼びます。
角膜の水分量が増えて、むくみが生じます。

低Dk値のガス透過性ハードコンタクトレンズ、低含水性ソフトコンタクトレンズ装用者に多く見られます。
 角膜の浮腫の原因は、角膜ヘルペスのように実質の中に炎症があってできる場合や、角膜内皮(角膜の一番内側にあって水分を角膜から汲み出すポンプの役割をもつ細胞)が病気になったときなどに発生します。また、コンタクトレンズがあまり酸素を通さない場合や、長時間装用しすぎると、角膜の上皮にも浮腫ができ、最悪の場合、角膜上皮がはがれて(角膜上皮びらん)とても痛くなります。
コンタクトレンズにより角膜が酸素不足になると、角膜上皮細胞が代謝障害を起こし乳酸が蓄積して、角膜浮腫(むくみ)を起こしてしまうのです。

角膜に浮腫がある時にコンタクトレンズを使用してはいけませんし、眼科で至急治療を受ける必要があります。

即、コンタクトレンズの使用を中止し、二次感染予防に抗生物質入りの点眼薬を使用します。その後、コンタクトレンズの種類を変更、適切なレンズケアを行います。

posted by コンタクトレンズトラブル at 18:49 | Comment(0) | コンタクトレンズのトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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