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2009年08月26日

よくあるコンタクトレンズの5つの誤解と間違い

乱視と近視がある場合、使い捨てコンタクトレンズは使用できるのか?

以前は、ソフトコンタクトレンズは乱視には不向きでした。現在では優れた性能を持つ乱視用のソフトコンタクトレンズが数多く販売されています。
乱視用のソフトコンタクトレンズは、近視度数と乱視度数(円柱度数)、2種類の度の組み合わせでレンズ度数を設定しているので、乱視と近視の両方が入っている状態の目でも装用することが可能です。乱視の視力矯正を正しく行なうためには、それぞれの度数に加えて乱視の角度の検査など、より細かい部分での検査と専門知識を持った眼科医による正しい処方が必要になってきますので、検査時には、見え方などについて眼科医の先生によく相談し、自分の目に最適なレンズを選ぶようにしましょう。

度数やベースカーブ(レンズ内側のカーブ)が同じなら見え方は同じでしょう?

コンタクトレンズは、パッケージに表示されている直径やベースカーブ・度数などの数値が同じでも、素材や製法・レンズデザインなどが異なるとフィッティングや見え方に違いが出てきます。また合う、合わないは現物を装用てみないとわかりません。
コンタクトレンズの数値は靴や洋服などと同じように規格化されているわけではないのです。他メーカーのレンズに変える場合はもちろん、同じメーカーの製品でもレンズの種類を変更すると、度数の段階が変わってくるケースもありますし、乱視用ソフトレンズの場合は、目の中で回転しにくい、回転しやすいなどの特性がメーカーや製品の種類によって異なるため、屈折矯正の度数は合っていたとしてもレンズの回転によって乱視の角度にズレが生じ、乱視が正しく矯正されなくなってしまうこともあります。このような、理由から度数が合わなくなってきたら改めて眼科医による検査と処方を受けましょう。定期的な検査はこういったことから重要とされています。

含水率や酸素透過性の数値が高ければいい製品なの?

コンタクトレンズの含水率や酸素透過性はそのレンズの性能を考える上ではやはり重要なポイントです。しかし、含水率や酸素透過性の数値は、未加工状態の素材としての特性を表すもので、実際の製品としてコンタクトレンズの形になった時の性能を表すものではありません。そのため、コンタクトレンズ装用時に供給される酸素の量は素材の特性で決まるものではなく、レンズの厚さやデザインです。 コンタクトレンズを選ぶ際には、含水率や酸素透過性だけでなく、レンズデザインや汚れの付きにくさ、また実際に目につけてみたときの装用感や取扱いのしやすいなど、あらゆる面でバランスの取れたレンズを選ぶことが大事になります。

2week(ツーウィーク/2週間)レンズを一日おきに使用すれば1ヶ月間使えるのでは?

1日置きに2week(ツーウィーク)のコンタクトレンズを装用すれば計算上は2週間分、で14回にないr約1ヶ月になりますが、それは間違いです。。2week(ツーウィーク)レンズのWeekは使う回数ではなく期間を表し、ブリスターパックを「開封して」から経過時間です。そのため、途中で使わない日があったとしても、初めて開封して装着した日から2週間 (14日間)で交換する必要があります。こういった使い方はトラブルの原因になるので絶対行ってはいけません。

コンタクトレンズは目の裏側に入って取れなくなることがあるの?

人間の目の奥は袋状の行き止まりのため、構造上レンズが眼の真裏に行くような事まずありません。また眼科医の処方を受け、目に正しく合ったレンズを装用していれば、通常の使用でレンズが頻繁にずれて困るようなこともありません。

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズどちらが目にやさしい?

ハードコンタクトレンズはかたいというイメージから目を傷つけやすく、トラブルも頻繁では?と誤解されます。
しかし、実際はソフトコンタクトレンズの方が重篤なトラブルが多く、ハードコンタクトレンズを使用している方が目の傷や炎症にも気がつきやすく、重篤なトラブルになりにくくなります。

酸素透過度が高いハードコンタクトレンズほど目にやさしい!?

酸素透過度が高いハードコンタクトレンズほど目にやさしいというのは間違いです。確かに酸素を多くとりこめると目の負担は減りますが、酸素透過度が高いほどハードコンタクトレンズに汚れが付着しやすくなります。汚れが付着すると酸素透過性も低下します。汚れはコンタクトレンズ眼障害の原因となります。目やになどの分泌物が多い人、レンズが汚れやすい人にとっては、汚れやすい酸素透過性の高いハードコンタクトレンズは、逆に目の負担になります。

使い捨てソフトコンタクトレンズは安全!?

コンタクトレンズによる眼障害は年々増加傾向にあり、年間100万件以上発生しているといわれています。
コンタクトレンズを装用している人の7.4%(1年間の眼障害発生率)に装用中止を必要とする眼障害が発生していると報告されています。そのうち使い捨てソフトコンタクトレンズ(頻回(2週間)ソフトコンタクトレンズを含む)による眼障害が半数を占めています。使い捨てソフトコンタクトレンズ(頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズを含む)といえども決して安全とはいえません。また1日使い捨てソフトコンタクトレンズ装用者でも重篤な眼障害が多数報告されています。



posted by コンタクトレンズトラブル at 18:13 | Comment(0) | コンタクトレンズのトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目やにの原因

目やには、結膜や角膜上皮から分泌されているムチンを主成分とする粘液に、涙・血管から漏れた血液細胞・まぶたからの老廃物・ほこりなどが混じったものでできています。目やににもいくつか種類があり、水っぽい目やに、黄色っぽい目やに、ドロドロした目やにが代表的なもののようです。
人間の目の結膜は血管やリンパ組織が多いので、細菌やウイルスに感染しやすいと言われております。感染すると炎症が起こりますので目やにがでます。正常な分泌細胞の腺からでる粘液は、涙と一緒になって角膜(黒目)の表面を覆って角膜を保護しています。これは涙の膜と呼ばれ、瞬きをすると新しい膜に変変わります。この時古い涙の膜はお役ごめんとなり、目の表面についたゴミと一緒に目頭から鼻の方にかけて集まり排出されるようです。しかし、寝ている時は瞬きをしませんので、排出されずに目頭近辺にたまります。これが目やにですので、朝起きて多少の目やにがあるのは当たり前ですが、その量が異常に多く、目が開かないくらいになるようでしたら目の病気が疑われますので専門医の診断を受ける必要があります。例えば、水っぽい目やにはウイルス性結膜炎に罹患した疑い、黄色っぽい目やには細菌性結膜炎の疑い、ドロドロした目やには慢性涙嚢炎が疑われます。この他に、鼻の病気で目やにが出ることもあるようです。

子供の目やには80%が鼻の病気によるものという人もいます。コンタクトをつけている人は異物を目に入れているわけですからつけていない人より目の病気の前兆ともなる目やにが出やすいものと思われます。気になるようでしたら、早めに専門医を受診します。

コンタクトレンズ装用者の目やに

コンタクトレンズをを装用している人が目やにの量が多くて悩まされる場合、その目やにがコンタクトを使用したためなのか、別の原因で目やにが出たのか、特定するのが困難です。
コンタクトを装用する前は目やにがでなくて、コンタクトをつけたら急激に目やにが増えた時はコンタクトで目の組織を傷つけた可能性があります。
また、コンタクトレンズが引き金となって、細菌あるいはウイルス性の結膜炎にかかった可能性も考えられます。目やにが一過性のものであれば、すぐに改善されます。もし、しばらく続くようでしたら、早めに専門医の診断を受けます。コンタクトレンズを装用している場合には、異物が入ってきたことで目が環境の変化に対応できずにやにが出ることがあります。目やにを出さないためにコンタクトの装着には常に次の点検項目を意識しておきます。
  • 使用説明書に記載されている装着時間を守ること
  • 目の調子が悪い時は装着時間を短縮して早めにコンタクトをはずすようにすること
  • 取扱い説明書をよく読んで常に清潔管理をすること
などです。コンタクトレンズの使用時間が長い場合、目のトラブルが起きやすくなります。コンタクトレンズを購入する際、コンタクトレンズと同じ度数や乱視の眼鏡を作っておくとコンタクトレンズを外した時などに眼鏡が使えますので、それほど不便を感じません。コンタクトレンズを使用中に目やにが出始めたら、コンタクトレンズの使用を中止して様子をみます。

posted by コンタクトレンズトラブル at 17:31 | Comment(0) | コンタクトレンズのトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月24日

コンタクトレンズによる目の充血をもっと詳しく!

コンタクトレンズによる目の充血

コンタクトレンズで目が充血するのは 角膜の酸素不足によるものです。酸素が足りなくなると目が充血します。
炎症が起きると、炎症と闘抑えるために血液がたくさん送られてくるため充血はよりひどくなります。ハードレンズ装用者の2〜3割に、白目(結膜)の真横方向の充血が見られます。
時計の3時と9時の方向に充血があるので眼科では「3-9スティニング」と呼ばれています。 この原因は、角膜と結膜に生じた傷によるもので、細かな傷なのでコンタクトレンズを外して一晩休むと翌日には充血もおさまるケースがほとんどです。ただし、 同じようなライフスタイル、そしてコンタクトレンズの扱い方をしていると またこれを繰り返してしまいます。 コンタクトレンズによる目の充血には以下のような理由があります。

真横方向のドライアップ

ハードレンズはまばたきのたびに一度上へ持ち上げられ、落ちてきます。このレンズの動きによってレンズ下の涙が交換されます。ただし、このときハードレンズは黒目より小さいので、3時と9時の方向から涙が表面張力によって吸い上げられドライアップしてしまうのです。ハードレンズを使用している人は、これを瞬きのたびに一日数千〜数万回も繰り返します。本来、眼の表面は涙でコーティングされ守られているものですから、ドライアップにしたところには細かい傷が出来てしまうのです

涙が眼の表面に正しく運ばれなくなることです

涙腺でつくられた涙は、主に上瞼の裏面にたまっています。これが瞬きをした時に瞼の圧力により押し出され、眼の表面全体を潤す仕組みになっています。ハードレンズではレンズに厚みがあるため、瞼の圧力がきちんとかかりにくくなり、涙を出しにくくなるのです。

レンズのカーブが合っていない

ハードレンズを処方する時、近視、遠視の度数だけではなく、角膜曲率(カーブ)も合わせなくてはなりません。
乱視の強い人ではこのカーブが縦方向と横方向で異なるので、瞬きのたびに3時と9時の方向がこすれている可能性があります。カーブのフィッティングはコンタクトレンズを装用する上で重要です。 充血を放置していると更に充血がひどくなり、透明な角膜にまで血管が進入してくる事があります。これは、コンタクトレンズの長期装用者に多くあるケースです。
また、気をつけたいのは、痛みを伴うような充血や、片目だけの不自然な充血などです。角膜感染症や結膜炎など病的な原因が考えられますので、コンタクトレンズを早急に外し眼科医の診察を受けるようにしなくてはなりません。充血をとるために市販の点眼薬を常用されている人がいますが、多くの市販点眼薬には、血管収縮剤という、血管を一時的に縮めて細くする成分が入っています。このため、点眼した時は白目が綺麗に白くなりますが、常用していると病気の発見が遅れたり、充血が慢性化してとれなくなります。
充血には必ず眼科を受診し、原因をきちんと把握した上で対処することも大事なことになります。充血に対する対処としてすぐに目薬を使用するのは間違っています。

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2009年07月20日

seal〔コンタクトレンズトラブル〕

sealとは?

SEALs(Superior Epithelial Arcuate Lesions=上部角膜上皮弓状病変)は、コンタクトレンズが原因で起こる角膜上皮障害の一種です。
角膜(黒目)の周辺の上皮に弓の形をした傷が生じる場合があります。
目に合わないコンタクトレンズの装用や、コンタクトレンズ汚れ、または特定のコンタクトレンズや消毒液を用いたことが原因で起こる、角膜上部に弓のような形で表れる角膜障害のことを、特にSEALsと呼びます。SEALは、またepithelial splittingとも呼ばれます。

SEALsの原因

目に合っていないコンタクトレンズの装用や、コンタクトレンズの汚れです。レンズやレンズに付いた汚れが、上まぶたの圧力で角膜の上部に擦りつけられて、炎症を起こしたり、傷ができて重度の障害に至る場合もあります。
また、特定のコンタクトレンズと消毒液を組み合わせると、SEALが起こりやすいとも言われています。これは、コンタクトレンズの素材や消毒液の成分の関係で、ソフトコンタクトレンズが硬くなってしまうことが原因のようです。一例としては、シリコンハイドロゲルを材料としたソフトレンズに、塩酸ポリヘキサニド(PHMB)を含む、ある特定の消毒液を組み合わせると起こりやすいとの報告があるようです。
ただし、汚れがついていなくても、レンズの素材や消毒液に問題がなくても、内側に色素がプリントされたカラーコンタクトレンズの場合はSEALsが起こりやすいと言えます。
カラーコンタクトレンズの場合、上まぶたの圧力が加わった時に、プリントされた色素が角膜に傷を付けてしまう可能性がありますし、稀にソフトレンズの素材が煮沸消毒の熱で硬化して、SEALsを誘発する例もあるようです。

SEALsは、角膜上部に弓形に障害が出る以外は、他の上皮障害とそれほど症状の違いはありません。他の上皮障害と同じように、軽度であればコンタクトレンズの交換や装用中止で改善することもありますが、重度となれば角膜炎や結膜炎、角膜浸潤などに繋がりますので注意しましょう。

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細菌性角膜炎〔コンタクトレンズトラブル〕

皮膚に傷ができると、細菌が感染してその部分が膿んでしまうように、角膜(黒目)に傷がある状態で無理にコンタクトレンズを使用すると角膜に細菌が感染することがあります。コンタクトレンズを介して細菌が目の中に入り、角膜上皮で増殖して感染します

細菌が感染すると結膜(白目)が充血し、異物感、痛み、まぶしさが現れ、涙がたくさん出ます。細菌が目に留まっているために、コンタクトレンズを外しても症状は消えません。むしろ、コンタクトレンズを外した時の方が、痛みやかゆみが増す場合もあります。角膜(黒目)は、細菌が増殖に対抗する白血球が集まってくるため白く濁ってきます。放置すると角膜が融けて角膜潰瘍となり、最悪の場合は角膜が穿孔して失明します。
治療は、コンタクトレンズを中止して、抗菌薬頻回点眼を中心とした薬物により行います。起炎菌が何であるかを調べて、それに効果のある抗菌薬を使用します。
いずれも早期から抗菌薬などによる治療を受けることで改善しますので、痛みや、かゆみなどの症状が出たら速やかに眼科医に相談しましょう。


posted by コンタクトレンズトラブル at 17:24 | Comment(0) | コンタクトレンズのトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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