パソコン、携帯、タブレット、スマホ…と仕事中もプライベートも過剰な労働を強いられている「目」。さまざまな症状がありますが、こんな症状にはこんな成分が含まれている目薬を!という情報です。
疲れ目
必要な成分
- アミノエチルスルホン酸(タウリン
- ビリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
- フラビンアデニンジヌクレオチド(ビタミンB2)
- シアノコバラミン(ビタミンB12)
目の新陳代謝を活発にしたり、目に栄養を与えたりすることにより、目の疲れを緩和する。ビタミンB2は黄色、ビタミンB12 は鮮やかなピンク色を呈する。
目がかすむ
必要な成分
毛様体筋に作用して、目の調節機能を改善させる。緑内障の症状を悪化させることがあるので、緑内障の人は使用前に相談します。
目がかゆい
必要な成分
抗ヒスタミン作用により、日のかゆみを軽減する。花粉症など、アレルギーが原因で目がかゆい場合は、抗アレルギー成分(ケトチフェンフマル酸塩、クロモグリク酸ナトリウム)でもよい。
充血
必要な成分
血管収縮作用により、目の充血を緩和する。使いすぎると、かえって充血を引き起こす場合があるので、必要なときだけの使用にとどめる。
目が乾く
必要な成分
- 塩化ナトリウム
- 塩化カリウム
- コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
塩化ナトリウムや塩化カリウムは涙の成分。涙液を補う。コンドロイチン硫酸エステルナトリウムは、目の表面の乾燥予防、角膜の保護に働く。
目薬は何滴させばいい?
目薬は通常、1回に1滴で十分です。目薬の1滴は約50μL。実際に目に入る量は、それより少ない30μLほどなので、1滴でも半分近くがあふれてしまう計算です。目からあふれた薬液は、清潔なタオルやティッシュなどで、すぐに拭き取りましょう。目薬を挿した直後に目を「パチパチ」させると全体に行き渡るように感じますが、これは実際は逆効果です。薬液が鼻のほうに流れてしまい効果が十分に発揮できません。
目薬を挿したら目頭のあたりをそっと抑えて1〜2分間、じっとしていましょう。
posted by コンタクトレンズトラブル at 18:21
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