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2009年10月28日

コンタクトレンズによる目への影響

コンタクトレンズは目の表面を機械的に圧迫し涙の流れ・分布に影響を与え、角膜の生理作用に影響を与えます。日常的にまばたきをして、目を開閉していますが、コンタクトレンズもまばたきと共に移動します。
コンタクトレンズの移動とともにレンズが角膜を刺激します。コンタクトレンズを長時間装用すると、慢性的な刺激により、角膜の知覚が低下してきます。目にゴミが入ったりすると異物感や痛みが起こるように、角膜、結膜に知覚があり異常を知らせる役割を果たします。
この知覚が急激に低下すると、角膜、結膜に障害が発生しても症状が現れにくくなり発見が遅れる危険が生じます。まばたきは目の表面を涙で潤し、乾燥から目の表面を守る重要な機能です。涙は、目の表面を潤すだけでなく、角膜に酸素を供給する役割も担っています。コンタクトレンズの装用そのものが涙に多大な影響を及ぼします。コンタクトレンズは角膜の表面を覆う涙の上に乗っておりコンタクトレンズの表面も涙で覆われています。コンタクトレンズと角膜の間の涙は、コンタクトレンズの物理的圧迫、コンタクトレンズの動きなどにより流れが悪くなります。またコンタクトレンズの表面の涙は、装用直後は乗りにくいのですが30分もすると涙の成分(ムチン)が付着し、非常に乗りがよくなります。ところがレンズの表面が脂質や化粧品などで汚れが付着していると涙の乗りは悪くなります。涙の流れが悪化したり、涙が減少したりすると、角膜への酸素供給量が減ります。レンズの種類によって異なりますが、コンタクトレンズは装用中は一般に角膜への酸素供給量が裸眼時の50%まで落ちると言われています。コンタクトレンズの装用が長時間になるほど角膜の低酸素状態が、継続するのでコンタクトレンズへの目への影響は目の状態によって変わってきます。例でいうと…ドライアイの患者さんはもともと涙が少ない(分泌量が少ない、涙の組成バランスが悪い )のですが、その目にコンタクトレンズを装用すればさらに涙が減少し角膜への供給量も減ります。また、目に風が当たったり、エアコンのきいた湿度の低い室内にいたりすると、目から水分が蒸発し、涙が少なくなります。コンタクトレンズの装用にドライアイ、乾燥しやすい環境などの悪条件が重なると角膜は一層酸素不足の状態になってしまいます。もともとドライアイでなかった人がコンタクトレンズの装用により涙が減少し、それが慢性化しドライアイになってしまうケースもあります。またもともと円錐角膜(角膜の中心部が薄くなり、角膜が突出して不正乱視をおこす病気)でなかった人がコンタクトレンズを装用していて円錐角膜になるケースもあります。
コンタクトレンズによる
  • 慢性的な刺激
  • 酸素不足
  • 角膜上皮障害
  • 角膜変形
などが起こり様々な病気・障害を引き起こすのです低酸素状態が続くと、角膜に異常が発生します。
角膜上皮の代謝(物質の入れ替わり)が悪くなり、細胞分裂の速度が遅くなり、細胞と細胞の結びつきが弱くなって目を保護するバリア機能が低下します。角膜の防御力が弱くなり、ちょっとした刺激でも傷つきやすくなり、また感染しやすくなってしまうというわけです。角膜の上皮細胞だけでなく内皮細胞にも変化が生じてきます。コンタクトレンズによる目の影響は、
  • レンズの種類(酸素透過性、デザイン)
  • 厚さ
  • 直径
  • フィッティング
  • 度数
  • 汚れ
  • 変形
  • 装用時間
  • 装用年数
  • 涙液量
などによって異なります。連続装用、長時間装用という目に負担のかかる無理な装用を続けたり、涙が不足していたりすると目の影響は多大なものになってしまいます。




posted by コンタクトレンズトラブル at 17:51 | Comment(0) | コンタクトレンズの知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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