まず
- 目に何か病気がないか?
- コンタクトレンズが使用できる目なのか?
そして屈折検査で近視、遠視、乱視の種類や程度を調べ、実際に視力検査をします。
次に涙の量を検査してドライアイかどうかをチェックします。ドライアイの人はコンタクトレンズを使用するとすぐに充血したり、しょぼしょぼしたり痛くなってきますのでコンタクトレンズの使用には注意が必要です。
また角膜の一番内側にある特殊な細胞の状態が悪いとコンタクトレンズの使用が難しいことがあるのでその細胞のチェックも必要です。
コンタクトレンズが使用できる黒目(角膜)のカーブを調べ、それに合ったテスト用のコンタクトレンズを目に入れて、コンタクトレンズの安定位置や動きなどを見て、コンタクトレンズのカーブやサイズ、デザインなどを決めます。
そしてテスト用のコンタクトレンズを入れた状態で視力検査を行い、コンタクトレンズの度数を決定します。患者さんの目によってはさらに特殊な検査を行うこともあります。このようにコンタクトレンズの処方ができるまでの手順は簡単なものではありません。うまくコンタクトレンズがフィットしない場合や十分な視力が出ない場合は、他の種類のコンタクトレンズを入れて、また改めて検査をしなければならないこともあります。
こうした検査はこれから長いコンタクトレンズとの付き合いの中で非常に重要な検査となります。また、コンタクトレンズやカラコンのトラブルを防ぐためにもしっかりとした診断を受けることが大切です。
ソフトコンタクトレンズ及びハードコンタクトレンズ別処方内容詳細