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2009年07月31日

ハードコンタクトレンズの処方

ハードコンタクトレンズの処方

各種の検査により目に合うと思われるトライアルレンズを選択し、装用し、レンズのフィッティングと視力を検査し、実際に処方するレンズを選択していきます。

ベースカーブの選択

オートレフケラトメーターにより測定した角膜曲率半径のデータを参考にします。水平および垂直の角膜曲率半径の中間値を求めて、最も近いベースカーブをもつトライアルレンズを選択します。

サイズの選択

ハードコンタクトレンズのサイズ選択は、角膜曲率半径、角膜径、瞳孔径、眼瞼幅、眼球突出等の要素を考慮します。

レンズサイズ選択の指標

直径
9.0mm前後
8.5mm前後
8.0mm前後
角膜曲率半径
8.00mm以上
7.70mm前後
7.30mm以下
角膜径
12mm以上
11.5mm前後
11.0mm以下
瞳孔径
6.0mm以上
4.0〜5.0mm前後
3.0mm以下
瞼裂幅
10mm以上
7〜8mm前後
6.0mm以下
眼球突出
16mm以上
14mm前後
12mm以下


フィッティング測定

ハードコンタクトレンズのフィッティングは、フルオレセイン染色によるレンズと角膜の間の涙液の染まり具合でチェックする。これをフルオレセインパターンによる判定といいます。
●ベベル幅
レンズの周辺部にはベベルとよばれる部分があり、このデザインがレンズの動き、静止位置、涙液交換、異物感などに大きく影響を与えます。ベベル幅が広すぎるとレンズの動きはルーズになりがちで、涙液のドライアップによる3時−9時ステイニングの原因となる。逆に、ベベル幅が狭すぎると、レンズの動きはタイトになり、レンズの機械的刺激で3時―9時ステイニングの原因になることがあります。
●ブレンド(研磨)
状態レンズのベースカーブと中間カーブ、中間カーブと周辺カーブのつなぎ目は鋭角になり、そのままでは角膜に刺激を与えるので、曲面の移行部はブレンドをかけて丸みをつけます。このブレンドの状態が不足すると、異物感が強いだけでなく、角膜上皮障害を引き起こすことがあります。逆に、ブレンドをかけすぎるとレンズの動きは不安定になり、異物感の原因となります。
エッジの浮き上がり(エッジ・リフト)
レンズの動きを左右する要因に、エッジの浮き上がりがあります。エッジの浮き上がりが大きすぎる場合は、レンズの動きが不安定になり、小さすぎるとタイト症状が出ます。
●ルーペ、ベベルチェッカーによるベベルデザインのチェック
ベベル部分のデザインをチェックするには、直線型蛍光灯の光をレンズのベベルに当てて、ルーペを用いてベベルでの反射光をチェックする方法や、ベベルチェッカー内にレンズをおいてチェックします。

パワーの決定

オートレフケラトメーターやレチノスコープで測定したデータを参考にパワーを決定する。トライアルレンズのパワーはなるべく自覚的屈折度数に近いものを選択する。トライアルレンズを装用した上から眼鏡枠をかけ、眼鏡レンズを用いて追加矯正を行う。コンタクトレンズの度数を決定する場合、過矯正にならないように赤緑指標試験(2色テスト)などを用いてチェックする。

周辺部のデザイン

ベースカーブ(BC)、中間カーブ(IC)、周辺カーブ(PC)を有したレンズのデザイン、BCとPCだけのデザインもある。

表記法

ベースカーブ/パワー/サイズ/レンズの種類の順に記載します。もしもベベルデザインに種類があり、それを指定する場合は、その後に続ける。レンズの種類を最後に付け加えます。

処方

トライアルレンズによるフィッティング判定、追加矯正から、処方するレンズのカーブ、直径、度数を決定したら、実際に処方するレンズを選択し、装着してさらにフィッティングを調べます。どこか具合が悪いところがあれば、また違うトライアルレンズを使用して検査しなおし、適正なフッティングと矯正視力が得られるまで検査します。


posted by コンタクトレンズトラブル at 18:26 | Comment(0) | 検査の重要性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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